2012年2月9日

初3D体験、 『Hugo』


食わず嫌いなので、サイエンス・ファンタジー映画の類はほとんど敬遠するけれど、今回はマーティン・スコルセーゼ(Martin Scorsese)監督ということもあって、(イタリア系アメリカ人だから、どこかにオリジナルの香りがしないかどうかを要チェック、という傾向があるため)、1920年代のモンパルナス鉄道駅が舞台、ということに大いに食指を動かされて(?)観に行きました『Hugo』 邦題(ヒューゴの不思議な発明)。3D映画初体験!!

(TDLには行ったことないけど)大人も楽しめるTDLという感じでしょうか。飛び出す犬とか紙とか、アミューズメントパークってこういう事かな、と勝手に想像。隣の中学生くらいの女の子はかなりはしゃいでましたね。

もっと楽しめるのは、最新技術が存在しない頃の、映画制作現場を垣間見られること。映画が登場した時代の人々の驚きは、3D映画の精巧さや臨場感への感嘆に近いのでは?過去と現代の『新鮮な驚き』類似体験ができる。前評判によると、スコルセーゼ監督が相当力を入れてたそうではありませんか、面白がってる様子が伝わってくる感じ。

それにしても、あの『貸し出し眼鏡』何とかならない?指紋ベタベタで不潔だな~とふと思い出したのが、昔々TV放送されていた『オズの魔法使い』。3D放送してたような、、、(うろ覚えですが)。その時の紙製眼鏡に近い物を、チケットと同時販売してもらえないかしらね。

もうひとつ気がついたのは、あまりに厳密すぎて、人も犬もセットも全て『作り物』に見えたこと。ファンタジー映画はこういうもの?まだ見慣れない観客のひとりは、時々目が回ったりして、類似体験も善し悪しだという感想も持ったのでした。

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