2009年11月10日

Furoshiki-日本式ラッピング『 風呂敷』と伝承遊び

今月6日にFestival Il Gioco degli specchi のイベントの一環としてFare Giocare -Giochi dal Mondo への四方山話会として協力参加、日本の伝統遊戯のなかでも代表的な『お手玉』『おはじき』『あやとり』を紹介しました。

お手玉については、夏期の間主催団体が別に企画している外国人母子のためのオープンスペース『 La Luna a dondolo 』にEmikoさんが一度寄付しているんですが、その時ちょうど来ていたパキスタン人の子供たちがかなり興味を示してくれ、ボランティアのイタリア人女性も幼児期流行った遊びだと懐かしがって、早速子供たちとの遊びの道具にとりいれてくれたことがあります。イタリアではお手玉の中には小石なんかを入れていたそうですが。

今回のイベントでは、もっと具体的に作り方や遊び方も紹介するつもりで、またまたEmikoさんにお願いしていくつかの過程の例を作って頂き、若手のYukoさんにも復習をお願いしてイタリア語での紹介は彼女に。
また『あやとり』の紹介を始めたら、隣に座っていたロベルタが嬉しそうに「私もできるっ」と。なんとイタリアでも小さい頃に女の子同志で流行った遊びらしい!遊びは世界共通なんだと、ちょっと面白いでしょう。

それから、企画側との話のすれ違いで宣伝が先行してしまった『風呂敷』。
パンフレットには布のアートとか大きく書かれてしまったので、直前に予定追加して、傍らで『日本式ラッピング』として展示することを承諾。ちょっと自宅で練習してみました。

エレナが大好きなちりめん風風呂敷



こちらも、エレナ御用達大判風呂敷で、1,5㍑のペットボトル2本を包んでみました。



柿3つ、ちょうど大判のハンカチと同系色で形もなんだかそのまま



ひとみさんに頂いた、とても素敵な青紫のマワシの文様入り大判風呂敷でワインボトルを。



これがごくごく簡単なことなのだけれど、外人が喜ぶわけだなぁ、、なかなか楽しいです。

布のデザインや質によって粋になったり可愛らしくなったり。一枚の四角い布はごわごわの紙よりラッピングがしやすいし、何回も利用できる、日本の習慣ではないけれど、もちろんそのままプレゼントするのもいいという、とても賢い日本の生活の知恵だなと改めて感心しました。

時々誘われるイベント協力参加、自分にとってみても日本を再発見する良い機会です。
こちら、クリスマスラッピングに風呂敷を奨励、動画が見られます
http://www.recyclenow.com/what_can_i_do_today/furoshiki_japanese_w.html